本地区は、昭和63年3月暫定的に市街化区域から市街化調整区域に編入され、平成15年6月の区域区分見直しにかかる基本方針により、暫定逆線引き制度の廃止に伴い、土地利用の方向性を定める必要性が求められている地域である。
地区内は、従来の農道を利用したミニ開発が行われ、スプロール化が進み、現在は農住混在した地域である。
なお、これまで市街化調整区域であったことから、道路や公園及び下水道等の都市基盤施設が不足しており、緊急車両通過困難地域や豪雨時における浸水履歴箇所もあり、安全な生活環境が阻害されている。
また、本地区内には、都市の骨格を形成する都市計画道路堀崎深作線、東大宮七里線及び東大宮岩槻線の3路線が計画されているが、未整備であるため、地区及び周辺地域における円滑な都市活動が阻害されている。
このような広域的要請への対応と地区内の安全な生活環境を創出するため、一体的かつ総合的な整備手法である土地区画整理事業によるまちづくりを実施し、健全な市街地の造成を図ることを目的とする。
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